若き日にあこがれたスタントマン。すでに40年以上携わっていますが未だに達成できているのか奥の深い仕事です。仕事の90%は準備とテスト、そして日頃の鍛錬と経験。 スポーツ選手がそうであるようにスタントマンもスポーツ選手と同じく体を鍛え様々な技や格闘技を習得するべく日々練習を繰り返しています。 そして臆病であることも我々には重要です。怖いと思うから細かく確認し、何度でもテストを行います。俳優に危険な場面を演じてもらう場合、当然スタントマンによるテストを繰り返します。俳優本人が演じる危険な場面も、当然スタントマンがテストを繰り返し、安全に撮影できると確信して初めて演じます。作品の中に出てこない影の人たち、俳優の安全のために身を削る人たち、これこそがスタントマンだと確信してます。 スタントマンを目指すならスタッフの一員であることを自覚し、一人では達成できない難題をチームで解決していくことが必要です。

スタントマンは臆病であれ
スタントマンは裏方であれ